八ヶ岳 県界尾根経由赤岳(2899m) 2011年9月19日

所要時間 4:57 車道終点−−5:28 廃林道を離れる−−6:05 小天狗−−6:46 大天狗−−7:11 最初の鎖場 7:20−−7:29 展望荘分岐−−7:48 頂上山荘−−7:53 赤岳 10:01−−10:38 大天狗−−11:06 小天狗−−11:24 廃林道を離れる−−11:45 車道終点

概要
 台風接近前の僅かな日程しかなくまたもや赤岳。でも天候は良く立山、劒岳、日光白根も見えた。世の中は3連休最終日で赤岳も大いに賑わっていた


 休みと天候の歯車がかみ合わず時間が無いので、今回もまたもや八ヶ岳に。面倒なので文章はちょっとだけ。カモシカに遭遇した以外は特に変わったことは無かった。

車道終点を出発。まだ真っ暗 目だけ光るカモシカ
赤岳はすっきり晴れている 廃林道を離れる

 暗いうちに出発。涸れ沢にはまだ水が流れていた。あれから2週間経過したが、はたしてこのまま流れ続けるのか、それともやっぱ涸れるのか? 林道途中でカモシカと遭遇。まだ暗かったのでフラッシュを焚いて撮影したが逃げなかった。目だけ光る写真はかなり不気味。

標高約2000mで小尾根に乗る またもやカモシカに遭遇
朝日が照らす 富士山もすっきり

 廃林道を離れて登山道に入ってからもカモシカと遭遇。八ヶ岳で2回も会うのは初めて。これも逃げなかった。途中で日の出。今日は予想以上に好天だ。富士山も赤岳山頂もすっきり。

小天狗 小天狗から見た富士山
小天狗から見た南ア北部(クリックで拡大)
小天狗西側から見た赤岳
小天狗西側から見た南ア北部
大天狗手前から見た東方向
大天狗 大天狗西側から見た赤岳
大天狗西側から見た赤岳の稜線

 小天狗、大天狗を通過、標高2500mを越えてダケカンバが優勢になると森林限界も近い。

標高2500m。ダケカンバが優勢に この先で森林限界
月が出ていた 標高2650mの最初の鎖場
最初の鎖場から見た北関東方面(クリックで拡大)
最初の鎖場から見た東の展望

 標高2650mで岩壁下に到着、今日は奥日光がかろうじて見えた。空気の透明度は高いのだが雲が高い。今回は一般社会も休日で小屋泊まりの人が下ってくる時間帯でもあり、ここで鎖場に張り付いた親子連れ5人パーティーの通過を10分ほど待つ。不慣れだとこれくらいの時間がかかるんだなぁ。

2つ目の鎖場 3つ目の鎖場
3つ目の鎖場上部の梯子 最後の尾根に向けて登る
4つ目の鎖場 最後の尾根に乗る

 その後は無人の登山道が続く。今回も登りも下りも鎖のお世話にはならなかったが、先週の鋸岳の経験で岩場の見方がちょっと変わった。傾斜がそこそこ急でも凸凹さえあれば割と簡単に登れる。あの小ギャップの登りを考えれば・・・・。

赤岳頂上山荘前 赤岳頂上山荘から見た赤岳
賑わう赤岳山頂 赤岳から見た行者小屋、赤岳鉱泉
赤岳から見た県界尾根と真教寺尾根 赤岳から見た赤岳展望荘
赤岳から見た横岳 赤岳から見た硫黄岳
赤岳から見た東方向の展望(クリックで拡大)
赤岳から見た南アルプス(クリックで拡大)
赤岳から見た中央アルプス〜北アルプス〜浅間山(クリックで拡大)
赤岳から見た北アルプス(クリックで拡大)
赤岳から見た甲斐駒〜鋸岳(クリックで拡大)
赤岳から見た群馬北西部(クリックで拡大)
赤岳から見た木曾御嶽
赤岳から見た乗鞍岳

 赤岳頂上山荘に出ると赤岳山頂は大賑わい。北アの展望はまあまあで、奥日光方面同様に空気の透明度は申し分ないが雲が高く稜線の一部は雲が絡んでいた。立山、劒岳が見えたので良しとしよう。込み合う山頂はやや風があり体感温度が低く防寒装備を装着。多くの人は東側直下で風を避けながら休憩していた。まだ天候は持ちそうなので2時間ほど山頂で休憩。

少しずつ雲が湧いてきた 刈り払われた廃林道
林道の涸れ沢。まだ流れがあった 車道終点

 下山する頃には下界では雲が湧き始め、途中から雲の層に突入、日影で涼しくなる。車道終点には出発時には無かった数台の車が止まっており、休日はそれなりに入山者がいるようだった。

 

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